irodori、就労継続支援B型はじめます!
この度5月1日より、水島にある多機能型事業所irodoriは、就労移行支援事業と自立訓練(生活訓練)という事業から、就労移行支援事業を定員10名の単独事業所とし、代わりに自立訓練(生活訓練)と就労継続支援B型の多機能型として生まれ変わります。
その名も「irodirBASE(イロドリベース)」。
irodoriは、開設からずっと支援コンセプトも事業コンセプトも
「利用者さんが社会に出て社会の中で生きていくための支援」
を掲げて運営しています。
今まで「就労移行支援」、そしてその手前の支援を行う「生活訓練」の事業を通して何人もの利用者さんを社会に送り出していく中で
「福祉の中で一生を過ごさなきゃいけない」
ことへの違和感が大きくなりました。
もちろん福祉の中でサポートを受けながら生活することが必要な人もいますが、
それが「当たり前」になるのは違うと考えています。
福祉サービスって「なければ生きていけない」ものにするのではなくて、
「必要なときに必要な量だけ必要な期間だけ」のもののはずで、
本来は「だんだん必要じゃなくなっていく」が理想のはずです。
ですが、実際にはずーっと囲われたままの実態がどれほどあるか。
そういう福祉のあり方にも何かしら一石を投じるため、「通過型」というか、
一般就労を通じて社会に巣立って行ける人は送り出すことを、当たり前に織り込んだ支援のカタチを目指した就労継続支援B型を開設することにしました。
もちろん「一般就労に出すための間延び機関」にならないよう、就労継続支援B型としての価値もちゃんと作っていかないといけません。
だから、「はたらく」ということにも本気で向き合って、仕事を通じて社会に出ていく力を就労移行支援や生活訓練で培ったノウハウを活かしながら作り上げていきます。
正直事業自体はこれから作り上げていきます笑。
ということで、irodoriは今後、支援の入口としての自立訓練(生活訓練)、はたらく経験値を積み、はたらく力を身につけるための就労継続支援B型、そして社会に飛び出していくための就労移行支援、というカタチになります。
より一層厚みのある自立支援を追求していきたいと考えていますので、今後とも何卒よろしくお願いいたします。
ご見学・ご相談承っております。
お問い合わせは
086−486−4562(就労移行支援事業所irodori)
または
mizushima@npo-irodori.or.jp
まで